1. 概要
聴覚障害のある方や、耳が聞こえづらい高齢者が医療機関の外来で受診する際、手話通訳もしくは筆談によってコミュニケーションが取られています。
診療ナビゲータは、診察時における一連の診療/問診の流れが想定会話問答コンテンツ形式で表示され、関係のあるところだけをタッチして問答をスムーズに行うことができるコミュニケーション支援システムです。手話を必要とする患者さんには、アニメーションによる手話表現もご用意しています。
2. 特長
診療ナビゲータ(医療機関設置型)には、音声認識ソフトが搭載されており、医師の問診や診療の説明・指示などの発話は、マイクを通じ音声認識されます。認識された発話は、文字情報で表示することができます。医療用手話(単語)アニメーション、文字情報と診療/問診想定会話問答コンテンツと共にモニターに表示します。
- 電子ペン(タッチパネル)での入力が可能で操作が簡単です。
- 医師の発話内容を音声認識して、文字情報で患者に診察内容を伝えることができます。
- 手話を必要とする患者には3次元CGアニメーションで手話を表示します。
- 一連の問診/診療内容の流れは、あらかじめQ/Aパターンで準備され入力が可能です。
- 医師は診療におけるインフォムドコンセントがより確実なものとなり患者も安心できます